一昔前はナースと言えば、名前は看護婦で衣装は白衣を着用しナースキャプを被る。

一昔前のナースと言えば、看護婦という名前で白衣を着てナースキャプでした。

ちょっとさかのぼると看護師の印象は、看護師ではなく看護婦と言う名で格好は白衣を着てナースキャプでした。白衣の天使という言葉も使われていました。しかし近年は甚だ変化しました。とりあえずナースキャップなんて身に付けなくなりました。ナースキャップを頭にしているところがあれば、すなわち現在の医療現場を知らない病院です。その訳は、ナースキャップを形作るためにはのりがいるため、その、のりの部分で菌が増殖し、感染症を誘発する危険があるためです。そのことからこの10年ほどでナースキャップはなくなりました。おまけにワンピースの着衣も動きやすさに欠けるので、今ではワンピースではなくパンツの方で、きびきび活発にと働いています。

看護師という職業は、「医療従事者とのかかわり方」「患者さんと患者家族との対人関係・・

看護師は、「職場の上司とか同僚、後輩との人間関係」「患者・患者家族との関係性」「医療・看護行為」それに、「患者が病院で生活するための支援」をどれも完璧にこなさないといけないので、対応してもらう患者である自分も「ナースはあらゆることをこなしていて忙しいな…看護師の仕事はヘビーなんだな」と感心します。さらに殆どの看護師さんが家に帰っても仕事がみんなあるはずで…。あんなにも激務なのに、それを日々こなしている看護師さんは睡眠不足ではないかなと人様のことですが、時々、気になることがあります。

ナースにおける就業場所は多い確率で大きな病院であると思います。

ナースの勤務先というのは多くが総合病院だと言われています。また、別の勤務先には診療所・クリニックのケースもあります。看護師の勤め先と言えば上記のような病院勤務だと思いがちです。ところが、そういったものだけではないのです。時代の背景とともに老人ホームがおおいです。この老人ホームもナースが活躍できる場です。老人ホームといっても色々あり、国や市と関係ない個人的に運営しているお高めのお金を要する老人ホーム、そして病院的要素のある老人保健施設などがあります。また、訪問看護のお仕事のケースだと、病院に来るのが困難な家に直接赴きあらゆる看護ケアを提供しています。他の仕事としては健診センターで看護師として働く方法もあって、ナースが活躍できる場は多岐に渡っているのです。

ナースにおける男女関係についてです。

ナースのご縁に関することです。看護師はふつう病院という限られた場所で働いているため残念ながら出会いに関しては限られています。看護師になったばかりの時だったら合コンに行ったりする人もたくさんいますが、過半数は同じ職場で恋愛をしてその後結婚するケースがよく見られます。また、予想外ですが最終的に患者さんと結婚するナースもそこそこいます。このような事実から、他との出会いがあまりない、ということが言えると思います。けれども、同じ職場で恋愛ののち結婚した夫婦だと共に仕事の事に詳しいので助け合って家庭も円満な夫婦が多いです。

看護師の仕事をしている私が数年たった現在でも心に残ってい…

看護師として勤務する私が数年たった今でも心に残る他の仕事ではあり得ないだろう新入りの際受けた説明です。説明会が行われたとき、副看護部長から、「今後、看護師という職業に就くにあたって、周囲に対して配慮しなければならないこと。医療現場で勤務していると慣れからお通じの話を何も考えずに食事を食べている時にも話してしまいます。このことを当たり前のように思わないでほしい。」という話題が出たことです。実際勤務が始まってみると、病院内では食事の最中に「今日その患者さんうんちまだです」なんて自然に出てきます。そのため、勤務先以外では、ご飯を食べている時に絶対にお通じの事を口にしないように常日頃から、心がけています。

色々な理由から、別の病院に行きたい、と感じたことのあ…

辞職したい、という思いになったことがある看護師ならば、なんとなくであっても、転職の募集をしているサイトを閲覧することもあるかと思います。ただ、求人サイトの場合、気になる求人情報というのは会員登録をしなければ詳しい情報が見られないこともあります。しかしながら、登録すべきではないところもあるので登録する際は注意が必要です。当然ですが、営業も必死です。そのため、メールは当たり前で、電話もお構いなしです。登録の際に転職のタイミングを入力する画面があるのですが、「今すぐではない」としたはずなのに、サイトの営業から、ぴったりの求人があります!という連絡がきたりします。サイト運営会社の番号をかかってこないように拒否しましたが、今度は携帯電話を用いてしつこく電話してきたりします。メールにおいても同様です。私からすれば、こんなことをしては嫌がられて駄目ではないか、と正直考えますが、直接連絡がきたら駄目と言えない看護師たちもたくさんいるのかもしれません。

私は朝まで仕事をした後の早朝の閑散とした病棟が好きでした。

私は夜勤勤務が終了した朝の静寂した空気が幸せな時間でした。勤務時間中の真夜中は病棟が暗くなるので霊が出てきそうだと考え出したらすごく不気味で仕方ないのですが、朝方には夜勤をやりきった感じと、すっきりとした朝の雰囲気でリフレッシュできます。だけど、これも急変のない夜勤に限られますが。朝まだほとんどの患者さんの寝ている5時頃がカギ。ここで出来る限りいっぱいの仕事を仕上げることができるかによって、残りの勤務終了までのバタバタを余力を残して働けるかということが、かかっていました。

看護師や准看護師の資格を取る時に受験するテストはこれまでは、4つある中から正解を選択する問題でした。

看護師及び准看護師の資格取得試験はこれまでは、4つ用意された物から1つを選択する形式でした。そのため、答えが当たることもありました。そして、試験を控えた方がするであろう試験対策問題では本番の資格試験と全く一緒の問題や近いような問題なんかが解いた記憶があったため、正答である番号を暗記していただけでも得点をあげることに成功したこともありました。けれども、昨今の試験ではこれまでとは違い必修問題が多くなったり、それに加えて、画像を使った問いがあったり、というようにより実用的な問題にかわってきています。素晴らしい医学の発展と一緒に、やはり知識も増えてきていることを認識しています。

看護師の資格と経験を生かす職種は実にたくさんあります。その一つに・・

ナースの資格と経験を生かす職種は実に色々とあります。治験コーディネーターといわれる選択肢もあります。最近では、テレビで取り上げられたりと徐々に聞いたことがあるという人も増してきています。でも、医療関係で働いている方でも本心では詳細が分からない部分も少なくないはずです。クリニカルリサーチコーディネーターの頭文字をとりCRCとも呼ばれるこの職種は、治験・臨床研究を弊害なく遂行できるように関係各所との調整を行うのがお仕事です。そういった職務内容からこれは患者さんを相手にしてきて得たもの、そしてまた、女性社会を必死に生きてきた人との交流がうまいナースにとってはまさにうってつけではないでしょうか。

救急車で運ばれてくるすぐに処置が必要な患者さんという・・

救急搬送されてくる重篤な患者さんは日に一人ではありません。毎日救急の患者さんの対応をしていたとしても、やはり、救急車の対応はその多くが緊迫した雰囲気です。ところが、その一部には誰が見ても明らかに急を要さないのに何を考えているのか、度々救急車を催促する患者さんもいました。搬送されてくる前の救急隊の受け入れ要請の電話で患者さんの名前が言われたらすぐに看護師全員で『またくるよ』といった感じになります。とはいえ、拒絶もできないので対応しますが、毎回、着いたところで当人はドクターに説教され、そして、かけつけた家族は謝ってまわりその患者さんと一緒に帰宅するというのがいつもの行動でした。

看護師である私が働いている中で考え込むことも数えきれないほどあります。

看護師として日々仕事をしていく中で悩んでしまうことも数えきれないぐらいあります。それというのも患者の立場から、最も良い治療や看護がこなせているのかということです。自分はナースです。なので、医療のことは当然、先生が診察のうえ考えます。それはわかっているのですが、実は私はそもそも医師になりたかったためその経緯もあって、つい過剰に考えて苦しい思いをすることが少なくないです。これが良い効果をもたらすこともあるし、望まないような事を発生させることもあります。そのため、気をつけています。

どの職場でもやたらめったらパパっと着替えを完了させ…

どこの職場でもやたらとさっと着替えを終わらせるナースがいるものです。とりわけ育児中のナースであったら、朝の大急ぎで準備を終わらせ保育園に預けて出勤時間ギリギリで職場に間に合う、これがが一般的。ロッカーが隣同士だった仲の良いナースもいつもそうでした。そのナースは職場で履く靴下の上にその日のコーディネートに合わせた靴下を着用し、まだ更衣室に着く前から着替えの用意を始めて、手早く一つだけ靴下をサッと脱ぎ、脱いだ服をサッとロッカーに入れて、ズボンを履きながら更衣室の出口に向かいサッとシューズを履き、そして、そのありさまで申し送りに向けてラストスパート!仕事が出来る人なので誰も何も言えませんでしたが…驚きます。

私が昔、ナースとして入院施設のある病院で働いているこ・・

私が昔、看護師として入院施設のある病院で仕事をしていたころ、死後処置や入院などが重なって、非常に慌ただしい夜勤の日がありました。その夜は、ほんの少しも休みに入る暇もなく、もちろん、ご飯を食べることもできませんでした。それに多忙でご飯の事を考える余裕もなくお腹が空いている感覚すらありませんでした。朝食の用意が完了して、申し送りが始まる前、突然胃が痛くなりました。そのことを師長に相談すると、血糖値を測るようアドバイスを受け、やってみると、60代に近かったのです。患者さんの血糖値よりも自分の血糖値の方が低下していることにびっくりしました。

透析施設で勤務している看護師のことですが、透析をする部屋の中…

透析を行っている看護師の話です。透析でのナースの業務、というのは穿刺、薬の管理などです。そして、主にドクター、臨床工学技士、介護士、介護助手などで業務をしているケースが大半です。透析患者の場合はシャントという血管に針を入れるのですが、シャントの血管は他の血管とは対照的に大きいため、針も大きくなり(16G、15Gなど)透析を受けられる患者さんの中にはひどく痛がる方も少なくはありません。1日おきに会うため成功しないと認めてもらえないのでナースにおける意識ややる気を失ってしまうことさえあるのです。

私が看護師1年目の頃看護記録の課題が大変でした。

看護師として働き始めたばかりのとき看護記録の課題に苦労していました。もちろん実習のときにも看護記録は付けてはいたものの、実習生のときと比べ、飛躍的に増えた情報量と、そのうえ、期待される看護記録の内容の難易度の高さに私は混乱しました。また、課題の内容についてだけでなく出すとすぐに再提出を求められる次第。ときに期限も迫り、自分だけではどうにも対応できなくなり、夜勤が終わった先輩ナースの家に行って課題を助けてもらったことがあります。しかし夜勤明けの先輩。何度かあっという間にうとうとしだして最終的には1人でやるはめになりました…。